四国八十八ケ所霊場 第61番札所 香園寺
寺社・仏閣・霊場 2020.04.30
四国霊場61番札所香園寺は、用明天皇の病気平癒を祈願して、聖徳太子が開創したと伝えられる古刹で、本尊は大日如来坐像。その後、大同年間(806年~810年)に弘法大師が中興した。
大師が来錫(らいしゃく)の折、難産に苦しんでいる婦人を救うため、栴檀(せんだん)の香を焚いて祈願したところ、元気な男の子が生まれたことから、「子安大師」として信仰を集めている。
境内には、平成7年に山頭火の句碑が2基建立されている。
【香園寺奥の院】(香園寺より約2km)
昭和8年、香園寺住職・山岡瑞円和尚が奥の院を創建。本尊は不動明王で、両脇に「コンガラ」「セイタカ」二童子を従えた銅像を滝の上の岩に造設し、滝に打たれる修行の場になっている。
奥の院の渓流に沿う参道は、桜・楓が植えられ、春秋には絶好のハイキングコースになる。特に紅葉は見事。滝までは、大谷池土手からは1km、香園寺から徒歩で20分。滝の水量も多く、更衣小屋も用意されている。夏も涼しく、地域の人の憩いの場になっている。
[香園寺]〒799-1102 愛媛県西条市小松町南川甲19 H.P:http://www.koyasudaishi.or.jp/
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[香園寺奥の院]
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